ロボット・ドローンが活躍する社会実現に向け40億円の予算- 経産省

ロボット・ドローンが活躍する社会実現に向け40億円の予算- 経産省

経済産業省の令和3年度(2021年度)予算案で、「ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト」に40億円を割り当てることを発表しました。

プロジェクトの内容に関しては、以下の通りです。

基本的には昨年までと同じ方針となっています。しかし、今年は新たに「空飛ぶクルマ」に関する項目が追加されています。

日本の空飛ぶクルマといえば、昨年には株式会社SkyDriveが実証実験を行い、有人での約4分間フライトに成功しています。

海外では、中国のドローンメーカーEHang Holdings Limitedが、すでに空飛ぶクルマでの観光フライトに成功しています。

また、ドイツでは空飛ぶクルマの導入に向け、空港でのインフラストラクチャの構築を開始しました。

 

経済産業省は、空飛ぶクルマの離着陸時などの安全性と効率性を実現する運航技術、落下時の安全システムなどの開発に向け先導調査研究を進めるようです。2021年度の最終目標は、「関係システム設計の提案」となっています。

空飛ぶクルマの先導調査研究事業は、経済産業省が国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構 (NEDO)に委託し、このNEDOが事業者を募集・決定する形で実施されます。

「ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト」に関しては、こちらのPDFで確認できます。
ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト 令和3年度予算案額 40.0億円.pdf

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