自律飛行ドローンの開発・販売会社Skydioに出資 – NTTドコモ・ベンチャーズ

自律飛行ドローンの開発・販売会社Skydioに出資 – NTTドコモ・ベンチャーズ

2020年7月14日、株式会社NTTドコモ・ベンチャーズは同社の公式ホームページにて、同社が運用するファンドを通じて、アメリカ合衆国カリフォルニア州に本拠地を置くドローン会社Skydioへ出資したことを発表しました。

Skydioは10年以上に渡り自律飛行型ドローンの開発、販売をしている企業です。昨年10月に発売された「Skydio2」は、4Kカメラを6台搭載しており、障害物を認識しつつ自動飛行する機能は、他社のドローンよりも頭ひとつ抜けています。「Skydio2」は、一般消費者から業務利用者までに幅広く使用されています。

また、最近では産業用ドローン「Skydio X2」も発表、世界的に見ても勢いのあるドローンメーカーです。
「Skydio X2」の性能に関しては、こちらの記事をご覧ください。

NTTドコモ・ベンチャーズは、今後ドローンは点検、農業、空撮、物流などの様々な分野で活躍していくと認識しています。

その一方で、ドローンを正しく飛行させる技術の習熟や訓練期間の重要性も感じており、この負担を軽減する技術的解決策が重要であると認識しています。

そこで今回、自律飛行に秀でたドローンメーカーであるSkydioに注目、今後ドローンの利用拡大を進めていく上で期待できる企業であるとして出資に至ったとのことです。

今後、同出資によってSkydioのビジネスを支援していくとともに、連携しながら産業分野におけるドローンの活用推進に向けた取り組みをしていくとのことです。

最近では、SkydioのドローンをALSOK(アルソック)が警備に採用すると発表しています。今月の14日には、東京スカイツリータウン内にて「Skydio2」での実証実験が行われました。実験の詳細に関しては、こちらの記事をご覧ください。

また、アメリカ合衆国カリフォルニア州では、Skydioがアメリカ国内初の目視外飛行の許可をアメリカ連邦航空局(FAA)から得ました。詳細に関しては、こちらの記事をご覧ください。

出典元:株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ「AIによる自律飛行型ドローンを開発するSkydio社への出資について

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