違法フライトを繰り返すドローンパイロットに約1,880万円の罰金 – アメリカ

違法フライトを繰り返すドローンパイロットに約1,880万円の罰金 – アメリカ

アメリカの経済雑誌Forbesによると、アメリカ連邦航空局(FAA)はペンシルベニア州フィラデルフィアに在住のドローンパイロットに182,000ドル(約18,800,000円)の罰金を科しました。

このドローンパイロットは、26回にわたり街中での違法なフライトを繰り返しています。FAAは今年の10月と11月に警告の手紙を送付しましたが、このドローンパイロットの素行は改善されませんでした。

このドローンパイロットは、「Mikey(マイキー)」と呼ばれる男性で、「PhillyDroneLife」というYouTubeチャンネルを運営しています。公開されている映像には、以下動画のような街中で撮影されたものが多々あります。

どうやら、これらの動画はFAAの許可を得ていない違法なフライトによるものとのことです。ちなみに、この182,000ドルという金額は、アメリカのドローンに関する罰金で最も大きな金額となります。

また、Mikey(マイキー)はこの請求に関する動画も公開しています(以下動画参照)。様々な発言をしていますが、基本的に「知らなかった」というスタンスをとっています。

FAAによると、Mikey(マイキー)はドローンが表示する警告メッセージを見た上で違法なフライトをしています。また、少なくとも夜、悪天候、人々の頭上、目視外のフライトをしていることは明らかであり、合計で123件の違反になるとのことです。また、Forbesは2つの動画に対して、パイロットがドローンの制御を失っていると指摘しています。

Mikey(マイキー)がこの請求に対してどのように対処するかは定かではありません。しかし、FAAを怒らせてしまった代償は、決して軽くはないでしょう。

出典元:Forbes「FAA Slaps Drone Pilot With $182,000 Proposed Fine

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