パッセンジャードローンのEHang、オーストリアでの長期飛行許可を取得

パッセンジャードローンのEHang、オーストリアでの長期飛行許可を取得

2020年12月14日、世界をリードする自律型航空機(AAV)テクノロジープラットフォーム企業EHang Holdings Limited(以下:EHang)は、重要なマイルストーンを達成したことを同社の公式ホームページで発表しました。

重要なマイルストーンとは、オーストラリア領空での完全無人飛行の許可の獲得です。12月9日、EHangはオーストリアの民間航空局から同社の「EHang 216」の長期飛行許可を取得しました。これにより、EHangはオーストラリアでの実証実験を何度も行え、社会実装へ向け躍進していくことになります。

公表されていませんでしたが、EHangは今年の11月に飛行許可取得のプロセスの一環として、オーストラリア国内でのテスト飛行を完了していたとのことです。この飛行テストは民間航空局の監督下で実施され、厳しい寒さと強風の厳しい気象条件にもかかわらず、「EHang 216」は自動飛行プログラミングによってフライトを完了させたとのことです。

今後、オーストラリアの空で「EHang 216」を見ることが当たり前の社会になるかもれしれません。

 

EHangは、旅客輸送、空中観光、航空ロジスティクス、空中消火、緊急救助、医療輸送など様々な分野でドローンを使用しています。詳しくは、以下の記事をご覧ください。

EHangの空中観光に関しては、こちらの記事をご覧ください。

EHangの消防ドローンに関しては、こちらの記事をご覧ください。

EHangの緊急救助/医療輸送に関しては、こちらの記事をご覧ください。

EHangの航空ロジスティクスに関しては、こちらの記事をご覧ください。

出典元:EHang Holdings Limited「EHang 216 Receives Long-term Trial Flight Permit across Austria National Airspace

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