ドローン配達前提の建物を建設予定 – オーストラリア キャンベラ

ドローン配達前提の建物を建設予定 – オーストラリア キャンベラ

先日、オーストラリアの首都キャンベラにある建築事務所が、居住者が注文した商品をドローン配達によって安全に受け取ることができる、ドローン配達前提の建物「East Garden Apartments」のデジタルレンダリングを作成しました。

「East Garden Apartments」には、ドローンが空中から商品を下ろす「ドローン配達専用エリア」があります。居住者は商品を注文すると、ドローンがこのエリアに商品を届けてくれる仕組みです。

この「East Garden Apartments」は、3196平方メートルの土地に建てられる予定であり、152ユニットからなります。当初、ここにはオーストラリア国防省の本社が建てられる予定でした。しかし、この建設予定が無くなり、開発者たちはドローン配達前提の住宅を建設することにしました。

オーストラリアといえば、キャンベラより北にあるクイーンズランド州ローガン・シティは、ドローン配達会社Wingの活動が活発な地域です。ローガン・シティは、今年9月にドローン配達開始から1周年を迎えた地域です。ここはドローン配達で最も成功している地域のひとつと言われています。

詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

また、一般家庭向けの食料品、医療品の配達を成功したことで、今後は建設現場での配送に焦点を当てています。Wingの調査によると、職人たちがパーツを探しにホームセンターを巡る回数は年に6,000万回を超えており、部品の不足に気付いてから作業に戻るまでには約1時間を労しているとのことです。これは年間20億ドル以上の損失になります。

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Wingはオーストラリアの他にも、アメリカ合衆国のバージニア州にて医療品の配達や、図書館の本の配達しています。

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