ホバリング不要!アームで物を掴めるドローンを開発 – コロラド州立大学

ホバリング不要!アームで物を掴めるドローンを開発 – コロラド州立大学

2020年12月8日、アメリカ合衆国のコロラド州立大学にて、アーム(グリッパー)でぶら下がれるドローンが開発されたことが発表されました。小さなドローンには機械式アームが搭載されており、アームは物を挟むことでドローンはプロペラを止め、その場に留まることができます。

従来、ドローンがその場に留まる方法はホバリングしかありませんでした。そして、ホバリングにはバッテリー消費と騒音を伴います。近くの物を挟むことで、ドローンはバッテリーを消耗することなく、騒音を発生することもありません。まだ実験段階の技術ではありますが、今後配達用ドローンに実装される可能性もあります。

アーム搭載ドローンのフライトの様子に関しては、こちらの動画をご覧ください。

搭載されているアームは、挟んだり、掛けたりすることができます。また、太さのある物を挟むことも、紙のような薄い物を挟むこともできます。

今後、このアームがどういった分野のドローンに採用されるのか、期待が集まっています。

 

最近では、大学などの研究機関による新たなドローンの開発が進んでいます。ワシントン大学では、匂いを検知してフライトできるドローン「Smellicopter」が開発されました。「Smellicopter」は、生物学的な反応でフライトできます。

詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

 

また、カリフォルニア工科大学はNASAと共同で、バレルから発射できるドローン「SQUID」を開発しました。「SQUID」は宇宙環境での惑星調査にて、大型ローパーの活動を支援する役割を担う予定です。

詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

 

日本でも、株式会社プロドローンが東京大学と連携して海中観測、海底観測を目的としたドローンを開発しています。

詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

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