フィンランドのエネルギー会社、電線の検査にドローンを利用 今後移行予定

フィンランドのエネルギー会社、電線の検査にドローンを利用 今後移行予定

先日、フィンランドのエネルギー会社Järvi-SuomenEnergiaは、ドローンを使用した電線の検査をするため、ドローン会社Hepta Airborneに点検作業を依頼しました。

同社では、嵐などが発生した際、必ず電線の点検作業、状況確認が必要になります。この点検作業をドローンに移行したいと考えており、今回はテストの一環として行われました。

ドローンを使用することで、従来よりも早い速度かつ低コストで点検作業が可能になります。また、万が一電線が切れたりしても、ドローンが犠牲になるだけで、人が怪我することはありません。加えて、実装が完了すればいつでも自動で検査に向かうことができ、24時間作業することも可能になります。

Järvi-SuomenEnergiaのプロジェクトマネージャーであるTomi Öster(トミ・エステル)氏は、次のように述べています。

「私たちは、最高の品質とスピードで業務を遂行できる、今回の取り組みにとても可能性を感じています。私たちにとって、お客様がいつでも電気を利用できる環境をつくることが最も重要であり、停電時間を短縮することは最優先事項の1つでもあります。」

点検用のドローンはれんたるすることもできます。まずは、そのレンタルで性能を確かめてみましょう。

Hepta Airborneは、今年の初めにはギリシャのアテネにあるスタジアムで5Gドローンのフライトテストを終え、コンサート、フットボールの試合などでその技術を生かしています。同社の5Gドローンは、毎秒20メートルの風に耐えることができ、最大3時間空中に留まることができます。また、処理速度が早いために複数のドローンを同作業で稼働することも問題ないとのことです。

出典元:Hepta Airborne 公式ホームページ

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