DJI、「Zenmuse P1」を使用した遊戯施設のドローン点検の動画を公開

DJI、「Zenmuse P1」を使用した遊戯施設のドローン点検の動画を公開

2020年12月2日、DJI JAPAN株式会社はサノヤス・ライド株式会社と共同で、「DJI Zenmuse P1」を使用した遊戯施設のドローン点検の動画を公開しました。同動画は、ドローンによる業務効率化の推進を目的としており、ドローンとジンバルカメラの性能を確認することできます。

公開された動画はこちらです。

遊戯施設の点検には、建築基準法に基づいた定期点検報告が義務付けられています。そのため、法定検査以外の遊戯施設にも日々の維持保全・運行管理の安全確保が極めて重要とのことです。

サノヤス・ライド株式会社では、2016年からDJIドローンを採用して、業務に使用しています。大型遊戯施設など危険を伴う高所の作業には、今やドローンが欠かせないようです。作業の安全性、コストの効率化をドローンは見事に達成しています。

ちなみに、今回の「DJI Zenmuse P1」を用いた検証では、画像の処理にはマッピングソフトウェアの「DJI Terra」を活用しています。「DJI Zenmuse P1」は4500万画素の撮影が可能なため、撮影する枚数と飛行時間の短縮を実現しました。

また、「DJI Terra」は生成した点群上での画像管理を一括して行えるため、必要としている画像へ瞬時にアクセスできます。その結果、従来まで丸一日必要だった作業が、数十分ほどで完了したとのことです。

「DJI Zenmuse P1」は、最近発売されたDJIの新しいジンバルカメラです。

地理空間データ収集に特化しており、4500万画素のフルサイズの低ノイズ高感度センサーを統合し、3軸ジンバルスタビライザー上の交換可能な24/35/50mm単焦点レンズで柔軟な表示形式を提供します。

DJI公式による紹介動画も公開されています。

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