2020年12月4日、中国のドローンメーカーAutel Robotics(以下、Autel)はソフトウェア会社Air Dataが提携したことを発表しました。これにより、まずはAutelの代表ドローン「EVOⅡシリーズ」の所有者向けに、Air Dataのソフトウェアの無料トライアルが開始される予定です。
Air Dataのソフトウェアは、80種類を超えるドローンに対応しており、以下のアプリケーションと連携しています。Air Dataは以前からAutelのドローン「EVOⅡシリーズ」に感動しており、ソフトウェアの互換性を維持しておりました。そして今回、両社は連携するに至りました。
Air DataのEran Steiner(エラン・シュタイナー)氏は、今回の提携に関して次のように述べています。
「私たちはAutelと提携して、ドローンやパイロットのデータを分析、最適で安全なフライトができるソフトウェアを提供していきます。EVOⅡシリーズは優れたパワー、信頼できる性能を有しています。EVO IIシリーズの比類ないペイロードラインナップは、Air Dataの低遅延ライブストリーミングに完全に適しています。ハードウェアや時間の必要なセットアップが必要ないため、数秒で空中でのストリーミングを開始できます。」
また、AutelのCEOであるGary Deluca(ゲイリー・デルーカ)氏は、次のように述べています。
「AutelのEnterprise部門にて、Air Dataのデータ分析で強化されたソフトウェアを提供できることを嬉しく思います。このソフトウェアは、フライト経路の作成などフライトに関する効率的な意思決定を可能にします。また、ソフトウェアを使用することでドローンは追加のハードウェア無しでストリーミングが可能になります。」
両社は、2020年12月9日3:00AM(日本時間)にウェビナーを開催します。このウェビナーでは、AutelのEVO2ドローンがAir Dataとどのように提携していくかの要点が解説される予定です。
ウェビナーの登録は、こちらからできます。
AirData and Autel Webinar (Part 1 – Streaming Live Video from the Drone to Anywhere)