家具量販店IKEA、効率化の改善・コストの削減に向けドローンを検討中

家具量販店IKEA、効率化の改善・コストの削減に向けドローンを検討中

スウェーデン発祥の世界最大の家具量販店IKEA International Group(以下、IKEA)は、効率化の改善、コストの削減、サプライチェーンの変革のため、同社の倉庫内でドローンを使用することを検討しています。

まずIKEAは、ドローンが倉庫内でもたらすメリットを完全に理解するため、AmazonRoboticsの創設者に目を向けました。そして、倉庫の自動探求システムを開発したOlof Orstadius(オロフ・オルスタディウス)氏を採用しました。

Olof Orstadius氏は次のように述べています。

「パレットは適切な場所にあるのか?適切な製品があるのか?数は問題ないのか?を調べることに費やす時間を想像してください。これらを自動化することにより、IKEAの職場で働く人々はより自分のタスクに集中できます。私は職場で働く同僚たちにとってストレスのない人間工学に基づいた職場環境を作りたいと考えています。そしてこれは、お客様が製品を購入する際の在庫確認の問題も解消します。」

また、ドローンライトショーで有名なスイスの会社Verityの創業者でありながら、AmazonRoboticsの創設者の1人でもあるRaffaello D’Andrea(ラファエロ・ダンドレア)氏は、IKEAで使用されるドローンについて次のように述べました。

「IKEAのドローンは、充電ステーションから離陸し、パレットからパレットを移動して搭載されているカメラで情報を自動で収集します。人間が紙とペンを持って手動でチェックするよりも遥かに効率的です。ドローンは夜間に自動的に在庫管理するため、在庫を正確に把握し、お客様にサジェストできます。」

出典元:IKEA Today「How tech for show business can automate IKEA warehouses

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