韓国ソウルら3箇所にて、空飛ぶクルマ「EHang 216」が初フライト完了

韓国ソウルら3箇所にて、空飛ぶクルマ「EHang 216」が初フライト完了

2020年11月22日、世界をリードする自律型航空機(AAV)テクノロジープラットフォーム企業EHang Holdings Limited(以下:EHang)は、同社を代表する人を乗せて空飛ぶドローン(UAM)である「Ehang216」の2人乗りバージョンを発表、韓国での初フライトを完了しました。

なお、初フライトは韓国国内の3つの場所(ソウル、テグ広域市、済州島)で行われました。「Ehang216」の2人乗りバージョンの初フライトでもありましたが、韓国にとっても人口密度の高い都市で「エアタクシー」が飛行するのは初めてのことになります。

初フライトの様子がEHangの公式YouTubeチャンネルより公開されています。こちらをご覧ください。

この3箇所でのフライトは、それぞれ違う試みで行われました。ソウルでは人口密集地帯での自律飛行、テグ広域市では119個の救急キットやAEDパッケージの輸送、済州島では観光フライトのデモです。

韓国では、今年6月にMOLIT(国土交通部)が2023年から2025年までにUAMサービスを商業化すること発表しています。今回の初フライトで、商業化に向けて大きく前進することとなりました。

EHangは、UAMの開発を加速するためにすべての関係者と協力していくと発表しています。

EHangは、旅客輸送、空中観光、航空ロジスティクス、空中消火、緊急救助、医療輸送など様々な分野でドローンを使用しています。詳しくは、以下の記事をご覧ください。

EHangの空中観光に関しては、こちらの記事をご覧ください。

EHangの空中消火に関しては、こちらの記事をご覧ください。

EHangの緊急救助/医療輸送に関しては、こちらの記事をご覧ください。

EHangの航空ロジスティクスに関しては、こちらの記事をご覧ください。

出典元:EHang Holdings Limited
EHang 216 AAV Made Its Debut in Seoul After Obtaining a Special Certificate of Airworthiness from Korea
EHang 216’s Korean Flight Tour: The First Step Toward Future UAM Operations

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