オランダ軍、SMASHFire Control Systemを使用してドローンの撃墜訓練

オランダ軍、SMASHFire Control Systemを使用してドローンの撃墜訓練

先日、オランダ軍がドローン撃墜兵器を販売している会社Smart Shooterの最新デバイス「SMASHFire Control System」を使用し、ドローンを撃墜している様子が公開されました。

「SMASHFire Control System」は、通常のライフルにアタッチメントとして取り付けることができ、それがドローンを簡単に検出、ライフルで撃墜することができます。

この撃墜試験では、オランダの空軍、海兵隊、陸軍、特殊部隊などが参加し、2台のMavic2、Mavic Pro、Mavic Mini、Phantom3、Inspire 2を撃墜しました。驚くべき事に、全てのドローンが一発で撃墜されています。

その様子が、Defence Blogの公式Twitterにて公開されています。こちらをご覧ください。

2020年10月初め、ブラジルの戦略防衛会社OptoS&Dは、「SMASHFire Control System」の使用するために契約を交わしました。OptoS&Dは、ブラジル陸軍や公安に「SMASHFire Control System」を使用するように売り込むとのことです。

そもそも「SMASHFire Control System」は、戦場で兵士の狙撃精度を改善するために開発されました。「SMASHFire Control System」を使用することで、射撃経験者の初射精度を約60%、訓練生の初射精度を約80%向上できます。

そして現在、「SMASHFire Control System」にはドローンを狙撃するモードが追加されました。今後、「SMASHFire Control System」が戦場で活躍する日がくるでしょう。

出典元:Defence Blog「Dutch Army uses cutting-edge device to shoot down drones

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