欧州警察連盟がドローンシールド社と提携 アンチドローン銃を所持 – EU全域
現在、EU諸国では不正なドローン利用問題が深刻化しています。 これに伴いEU諸国では、欧州警察連盟がアンチドローン銃であるドローンシールド社の『ドローンガン タクティカル(DroneGun Tactical)』を使用する契約が締結しました。 […]

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今月初め、イギリスのカウンタードローン会社であるDrone Defence(ドローンディフェンス)は、ピストルサイズのドローンガン「The Paladyne E1000MP」をリリースしました。
「The Paladyne E1000MP」は、不正なドローンに対してトリガーを引くことで、無線周波数信号を妨害するジャマーを発信します。ジャマーを受け取ったドローンは、強制的に登録されたホームポイントへ帰還します。
「The Paladyne E1000MP」の優れている点は、そのコンパクトさです。ユーザーは小さなバックパックやポーチに入れることもできます。EU諸国の欧州警察連盟で採用されているドローンシールド社の「DroneGun Tactical」を見れば分かりますが、同じドローンガンでもサイズは全く異なります。
現在、EU諸国では不正なドローン利用問題が深刻化しています。 これに伴いEU諸国では、欧州警察連盟がアンチドローン銃であるドローンシールド社の『ドローンガン タクティカル(DroneGun Tactical)』を使用する契約が締結しました。 […]
「The Paladyne E1000MP」の稼働時間は2時間、充電には約4時間を要します。待機状態においては、12時間稼働できます。また、重量は約3.5km、華氏-4度から華氏140度の温度で動作できます。
ドローンの増加に伴い、不正なドローン使用をする人々も現れています。例えばアメリカでは、MLBの試合中にドローンが侵入、試合が中断する事件が既に3件起きています。
2020年9月3日、ニューヨーク・ヤンキース(NYY)VSタンパベイ・レイズ(TB)のメジャーリーグベースボール(MLB)の試合にて、突如ドローンが乱入、試合が遅延する事態が起きました。 不正ドローンが球場に乱入、MLBの試合が遅延する事態 […]
また、ドローンを飛ばすことで空港における飛行機の離発着を止め、その間に抗議活動する過激派の環境団体もいました。
先日、イギリスのヒースロー空港にて抗議をしていた環境団体が逮捕されました。 この環境団体は、空港でドローンを使用することで飛行機の着陸を阻害しつつ、政府に対して抗議を行っていました。 この行動は『ヒースロー・ポーズ』と呼ばれており、その目的 […]
国の重要な施設、人が集まる場所において、不正ドローン対策は今後必須になっていくでしょう。ドローンガン「The Paladyne E1000MP」は携帯できる非常にコンパクトなサイズです。今後、施設の警備員などが携帯する日も近いかもしれません。
出典元:Drone Defence公式ホームページ「What Is The Paladyne® E1000MP ?」