アトランタのメルセデスベンツスタジアムでは、ドローンによる消毒が開始

アトランタのメルセデスベンツスタジアムでは、ドローンによる消毒が開始

アメリカ合衆国のジョージア州アトランタにあるメルセデスベンツスタジアムでは、10月11日からスタジアム内の消毒にドローンが使用されます。メルセデスベンツスタジアムには71,000席があり、現在では観客の制限を設けた入場が行われています。

10月11日、アトランタ・ファルコンズとカロライナ・パンサーズのNFLの試合終了後、ドローン会社Lucid Drone Technologiesにより、ドローンによるスタジアムの消毒が実施されます。ドローンがスタジアムの消毒に使用されるのは、歴史上初めてとのことです。

Lucid Drone Technologiesのドローンに関しては、こちらの動画をご覧ください。

Lucid Drone Technologiesは、新型コロナウイルスが問題となる以前から、ドローンによるクリーニング事業に参入していました。同社の消毒用ドローン「D1」は、1時間あたり200,000平方フィートを消毒できます。スタジアムを消毒している様子の動画も公開されています。こちらをご覧ください。

今回のスタジアムでの消毒が上手くいけば、今後は映画館やショッピングモールなどの人が集まる施設での運用も考えられます。

ドローン消毒の導入を決めたAMB Sports andEntertainmentのCOOであるDietmar Exler(ディートマー・エクスラー)氏は、次のように述べています。

「スポーツファンをスタジアムに呼び込むには、彼らの声に積極的に耳を傾け、その要望に応じることが必要です。現在、彼らはウイルスを怖がっており、スタジアムを清潔に保つこと、入念な消毒をすることは最優先事項です。私たちは、従業員、選手、スタッフ、スポーツファンのために安全な環境を提供するために、必要な努力をしていきます。」

出典元:Lucid Drone Technologies 公式ホームページ

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