毎年、The Association for Unmanned Vehicles Systems International(無人航空機システムインターナショナル協会、以下AUVSI)は、ドローンを人道的活動や公共の安全のために使用する方法を先導した6つの組織を表彰し、30,000ドルの賞金を分け与えています。
Humanitarian Project/Program(人道的プロジェクト/プログラム)の部門においては、以下の3社が選出されました。
Nepal Flying Labsは、ネパール最大の地滑りが起きやすい地域におけるマッピングが評価されました。UMD UAS Test Siteは、ドローンを臓器配達に使用する仕組みが評価されました。WildTrackは、Footprint Identification Technique(FIT)という人の足跡を識別する技術が評価されました。
Nepal Flying Labsの活動については、こちらの動画をご覧ください。
また、Public Safety Project/Program(公共の安全のための計画/プログラム)の部門においては、以下の3社が選出されました。
Chula Vista Police Departmentは、ドローンを利用したファーストレスポンダープログラムが評価されました。DRONE RESPONDSは、ドローンを公共の安全のために使用する仕組みが評価されました。Verityは、ドローンのフェイルセーフアルゴリズムが評価されました。
Verityのフェイルセーフアルゴリズムに関しては、こちらの動画をご覧ください。ドローンがその場で高速回転しつつも、安定したフライトができているのを確認できます。
AUVSIのCEOであるBrian Wynne(ブライアン・ウィン)氏は、今回の件に関して次のように述べています。