Altitude Angel、テムズバレーにドローンのフライト施設「Drone Zone」

Altitude Angel、テムズバレーにドローンのフライト施設「Drone Zone」

イギリスのドローン会社であるAltitude Angelは、ロンドンの西部に位置するテムズバレーにDrone Zone(ドローンゾーン)を設けることを発表しました。

Drone Zoneでは、無人航空機であるドローン他、有人航空機も飛ばせるとのことです。Altitude AngelはDrone Zoneの計画書をイギリスの民間航空局(CAA)に提出しており、問題がなければ順調に建設が完了するとのことです。

なお、Drone Zoneの運用と管理はAltitude Angelにより行われ、ここではAltitude Angelのドローン運行管理システム「UTM(Unmanned Traffic Management)」のテストもされるようです。

UTMは、ドローンの使用率増加に伴い、今後必須になっていく技術のひとつです。ドローンなどの無人航空機、飛行機などの有人航空機がお互いに位置情報、飛行経路などを共有し、事前に事故を回避する仕組みは必須になってきます。

Altitude Angelの創設者兼CEOのRichard Parker(リチャード・パーカー)氏は、次のように述べています。

「Drone Zoneでは、Project Arrow(プロジェクトアロー)という、UTM運用のテストを実施します。UTMと自律飛行ドローンは、技術革新の次なる扉を開けるでしょう。広大なスペースで、目視外飛行(BVLOS)にてUTMの実験をすることは非常に重要なステップになります。ドローン技術には世界を変える無限の可能性があります。Altitude AngelはDrone Zoneにて、このステップをクリアしていきます。」

Altitude Angelは、SKY-DRONESをはじめ、ここ数ヶ月でSpark Mobility、Sugu Dronesなどの様々なドローン会社との提携を発表しています。現実的なUTM運用に向け、同社は本格的に動き出したようです。

出典元:Altitude Angel公式ホームページ

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