生物学者が絶滅危惧の動物を調査するため、追跡ドローンを使用

生物学者が絶滅危惧の動物を調査するため、追跡ドローンを使用

生物学者であるDebbie Saunders(デビー・サンダース)博士は、絶滅危惧種の動物を効率的に追跡するため、ドローンを使用しています。

Debbie Saunders博士は、ドローンチームを結成し、動物を感知するセンサーを3年かけて開発しました。センサーを取り付けたドローンは、数日で数百ヘクタールの面積を捜査し、一度に最大40匹の動物を追跡できます。追跡といっても、動物にストレスを与えない距離での追跡になります。

また、追跡した絶滅危惧種の動物の位置情報はデータベースに保存、次の動物の捜査を開始します。以下の画像は、ベトナムの熱帯雨林で絶滅危惧種の動物を捜査しているドローンの様子です。

この方法は世界中の学者から支持を得ており、Debbie Saunders博士はWildlife Dronesという会社を設立しました。Wildlife Dronesは現在、絶滅危惧種の動物保護団体Zoos Victoriaと連携し、絶滅危惧種の動物の保護活動に参加しています。以下の画像は、絶滅危惧種のオウムの写真です。

2019年9月、オーストラリアで大規模な火災が発生し、その時にたくさんのコアラが救出されました。
オーストラリア森林火災 (2019年-2020年) | Wikipedia

最近、この時のコアラが野生に戻され、ドローンはコアラを追跡して生態を調査しています。

このことについて、Debbie Saunders博士は次のように述べています。

「保護された動物が野生に戻る際、ゾッとするような生存率になる場合があります。しかし、この責任を誰かが負うことはありません。このコアラを野生に戻すプロジェクトでは、どのように保護した動物を野生に戻すべきなのか、多くを学ぶことができるでしょう。ドローンにより、その調査が非常に簡単になりました。」

動物の生態調査において、しばしばドローンは利用されています。以下の動画では、ハチドリ型のドローンが蝶の群れに近づき、5億羽の蝶が舞上がる瞬間を見ることができます。

出典元:「Pioneering tracker drone keeps high eye on endangered animals

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