Parrot、Skywardと提携してアメリカ企業のドローントレーニングを開始

Parrot、Skywardと提携してアメリカ企業のドローントレーニングを開始

アメリカ合衆国オレゴン州ポートランドのドローン会社Skywardは、フランスのドローンメーカーParrotと提携、Parrotはアメリカ企業を訓練するために同社の代表ドローン「ANAFI USA」を提供することを発表しました。

「ANAFI USA」は日本でも販売されています。詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

今回の提携により、Skywardに属するユーザーは同社のプラットフォームだけでなく、「ANAFI USA」を使ったトレーニングを受けられます。また、Parrot FreeFlight 6アプリに蓄積したフライトデータを使用し、フライトログから同期機能をアプリに統合、プロセスの簡略化を目指すとのことです。

Parrotの創設者兼CEOのHenri Seydoux(アンリ・セイドゥックス)氏は、次のように述べています。

「ANAFI USAは、完全アメリカ製造をしており、高いセキュリティ機能、産業機として優れたドローン機能を備えている機体です。専門的な利用ができる一方で、多少の訓練は必要です。Skywardの持っているソリューション、ネットワークと連携することで、ドローンパイロットはよりANAFI USAを使用し易くなるでしょう。」

SkywardのMariah Scott(マライア・スコット)氏は、次のように述べています。

「今回の提携により、ANAFI USAはより企業に進出していき、我々としてもセキュリティの高いドローンを使用できるため、顧客に安全を提供できます。しかし、今回の提携はParrotとの強力なパートナーシップの序章に過ぎません。今後もParrotと協力しながら、継続的なデータ収集、開発を進めていき、業界の発展に貢献していきます。」

アメリカ市場に製品を根付かせたいParrotにとって、今回の提携は非常に重要なステップです。Parrotはフランスの会社であり、Skydioのようなアメリカ企業ではありません。今後、アメリカ市場でParrotがどう活躍していくのか、注目です。

出典元:Skyward公式ホームページ

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