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ケージ覆われたドローン「Elios」グリーンランドの氷の洞窟を調査- Flyability

2020.09.16

2020年9月11日、スイスのドローンメーカーのFlyabilityは、研究者を支援するため同社のドローン「Elios」を提供した動画を公開しました。

動画では、研究者たちが「Elios」を使用し、グリーンランドの氷の洞窟を調査している様子が確認できます。こちらをご覧ください。

研究者たちは、釣り糸の付けられた「Elios」を使用し、ゆっくりと洞窟の深部まで飛ばしています。そして、「Elios」に搭載されたカメラで映像の撮影することに成功、研究者たちは洞窟の中に湖があることを発見することができました。

将来的に、研究者たちは「Elios」を火星や木星などの宇宙環境の調査に使用したいと考えているとのことです。

「Elios」の最大の特徴は、ドローンがケージに囲まれていることです。ケージに囲まれているため、周囲の壁や障害物に接触しても墜落しないという特徴があります。また、GPS信号がなくても安定したフライトが可能です。加えて、4Kカメラ、サーマルカメラ、10,000ルーメンのライトも搭載しているため、どのような環境でも適切な撮影ができます。

FlyabilityのプロダクトマネージャーであるGeoffroy le Pivain(ジェフロワ・ル・ピヴァン)氏は、今回の件について次のように述べています。

「人間が300メートルの洞窟の内部に侵入して調査するのは、非常に危険を伴います。Eliosはこのような環境下で活躍するために開発されたドローンです。高い衝突耐性、厳しい屋内環境で飛行することができ、様々な調査に対応できる独自のソリューションとなっています。」

また、Flyabilityの共同創設者兼CTOのAdrien Briod(エイドリアン・ブリオド)氏は、次のように述べています。

「Flyabilityにとって、我々のドローンが科学的な発見、探究に使用されるのは非常に喜ばしいことです。私たちの開発しているドローンは、危険な屋内環境において、人に代わって調査できます。通常不可能な場所をドローンで調査することにより、人間の知識を大きく広げることを支援しています。グリーンランドの研究者たちの仕事に関わり、新たな発見を得たことを、大変嬉しく思います。」

最近、Flyabilityは類似した形状のドローンを使用してアメリカにも進出しています。同社のケージ型ドローンの活躍に、今後も注目です。

出典元:Flyability公式ホームページ

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