2020年9月9日、産業用ドローンの製造販売会社であるイームズロボティクス株式会社は、グリッドスカイウェイ有限責任事業組合(以下、Gridskyway)との目視外飛行の実用化に向けた実証実験へ参画したことを、自身の公式ホームページにて発表しました。
実証実験では、東京の虎ノ門ARCHと茨城県内において、システムによりドローン飛行の運航・空域管理を実施、システムによる遠隔監視で「実機の監視」「機体同士の衝突回避」の実効性を確認しました。また、鉄塔上の気象センサーとシステムとの連携により「実機周辺の気象把握」の実効性を確認しました。
実証実験の様子は、Gridskywayの公式Youubeチャンネルにて公開されています。こちらをご覧ください。
今後、イームズロボティクス株式会社は物流や農林水産業などドローンの利活用が期待される様々な事業者と、ユースケースの実証を通して新たなビジネスモデルの検証を目指すとのことです。
また、インフラの維持管理や災害対策(レジリエンス強化)へのドローン利活用に向け、技術面・制度面の双方からドローンの目視外飛行を支援する航路プラットフォームに求められる要件の整理・検討をしていくとのことです。
加えて、航路プラットフォームにおいては、ドローンや空域に関する情報を集約、一元管理し、運航者に安全かつ効率的な飛行を支援するシステムを中心に、ドローンの飛行をサポートする気象センサーやドローンポートなどの機器を備えたプラットフォームの構築を目指していくとのことです。
出典元:イームズロボティクス株式会社「【Gridskyway】目視外飛行実用化に向けた実証実験へ参画しました」