2020年10月5日より、日本航空株式会社(以下、JAL)はパイロット訓練ノウハウを活かした無人航空機オペレーターの人財育成プログラム「JAL Air Mobility Operation Academy(以下、JAMOA)」を開始することを発表しました。
JALの提供するJAMOAでは、以下4つのカリキュラムが用意されています。
- Human Performance Safety Management 「N-STD-01」シラバス(PDFファイル 約635KB)
- JAL Communication Arts 「N-ADV-01」シラバス(PDFファイル 約610KB)
- 指導者育成プログラム 「N-ISR-01」シラバス(PDFファイル 約635KB)
- ドローンの基礎と活用技術 ~計測のための撮影技術~ 「T-STD-01」シラバス(PDFファイル 約665KB)
また、これらカリキュラムの日程はこちらになります。現在、10月と11月分の日取りが決まっています。
JALによると、現代の航空機事故や不安全事象における主な要因は、ヒューマンエラーであるとのことです。JAMOAでは、「人間はErrorを起こす」という前提に立った最新のパイロット訓練ノウハウを応用したプログラムを学べます。
また、JAMOAでは段階に沿ったカリキュラムが提供されているため、無人航空機を安全に管理・運航できる人財の幅広く成長させることができます。
現在、ドローンをはじめとする無人航空機は、新型コロナウイルスの感染リスク低減に向けた新たな生活様式を実現するため、活躍が期待されています。しかし、ドローンに関する知識を要し、操縦技術に卓越した人材は不足しているのが現状です。JALはこれまでに培ってきた安全運行に関する技術や知識を提供し、ドローンパイロットの高い安全意識を育むことに取り組んでいくようです。