中国のドローン会社Swellpro Technologyの発売する防水ドローン「Splash Drone 3+」にオプションパーツとしてスピーカーが誕生しました。
オプションパーツであるスピーカーは、ドローンから水平方向に最大40m聞こえます。例えば、忙しいビーチで働いているライフガードの人を想像してください。遠くのビーチ客に注意を促したい時、メガホンを持って駆け寄る必要もなく、ドローンによってビーチ客に注意を促すことができます。
この使用用途が生まれたのは、「Splash Drone 3+」が防水ドローンであることが大きいでしょう。
「Splash Drone 3+」は完全防水のドローンであり、水上で離発着ができます。万が一、水上のドローンが波や風で裏返って水没した場合でも、セルフフリップモードを起動して反転でき、そこから飛ぶこともできます。
同社は「Splash Drone 3+」をどんな環境にも対応できるパワフルなドローンと謳っており、実際あらゆる環境の中でもフライトが可能です。「Splash Drone 3+」は、代理店を通して日本でもAmazonなどのネットショップで発売されています。
Swellpro Technologyのスタッフは、今回のスピーカーについて次のように述べています。
「スピーカーを搭載した防水ドローンSplash Drone 3+は、リアルタイムで人々を観察し、明確な指示を出すことができます。シンプルかつコスト効率の高いツールと言えるでしょう。また、法的機関や広報活動にも対応しており、録音済みの音声、音楽などを発信しながら飛ぶこともできます。」
ちなみに、スピーカーの最大伝送距離は2kmとのことです。同社は今後、スピーカーをノイズの多い環境でも使用できるように品質を改善、またより広範囲に音声を届けられるようにしていくとのことです。