3度目!不正ドローンが球場に侵入、メジャーリーグの試合が遅延

3度目!不正ドローンが球場に侵入、メジャーリーグの試合が遅延

2020年9月3日、ニューヨーク・ヤンキース(NYY)VSタンパベイ・レイズ(TB)のメジャーリーグベースボール(MLB)の試合にて、突如ドローンが乱入、試合が遅延する事態が起きました。

不正ドローンが球場に乱入、MLBの試合が遅延する事態は8月にも2度発生しており、今回で3回目になります。

 

結局、今回はドローンが去るまでの5分間、試合は中断となりました。
その様子に関しては、ニューヨークポストの記者によるツイートをご覧ください。

前回と異なる点は、今回はドローンを追跡して犯人を見つけることができませんでした。

前回は、DJIの「Mavic 2 Zoom」のように見えるドローンを警察が追跡、ドローンを操作していた16歳の男性とその友人を確認しました。警察はこの男性らに危険性を警告し、処分に関してはアメリカ連邦航空局(FAA)の決定を待つこととなりました。

 

今後、同様の事件が起きるのであれば、球場におけるドローン対策も必要になります。

EU諸国では、欧州警察連盟がアンチドローン銃「DroneGun Tactical」を所持しています。ドローンに妨害電波を発射し、その場でドローンを不時着させることができます。その様子に関しては、こちらの動画をご覧ください。

 

また、ヨーロッパの空港ではアンチドローン技術を配備し、不正ドローンを検出しています。このドローンレーダーでは、周辺のドローンを捕捉、追跡することができます。

 

今後、球場などにおける施設においても、不正ドローン対策のアンチドローン技術が必須となっていくでしょう。

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