不正ドローンが球場に侵入、メジャーリーグの試合が遅延する事態に
2020年8月4日、ピッツバーグ・パイレーツとミネソタ・ツインズのメジャーリーグベースボール(MLB)の試合にて、突如ドローンが乱入、試合が遅延する事態が起きました。 ミネソタ・ツインズが5-1でリードしていた5回表、球場に1台のドローンが […]

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2020年9月3日、ニューヨーク・ヤンキース(NYY)VSタンパベイ・レイズ(TB)のメジャーリーグベースボール(MLB)の試合にて、突如ドローンが乱入、試合が遅延する事態が起きました。
不正ドローンが球場に乱入、MLBの試合が遅延する事態は8月にも2度発生しており、今回で3回目になります。
2020年8月4日、ピッツバーグ・パイレーツとミネソタ・ツインズのメジャーリーグベースボール(MLB)の試合にて、突如ドローンが乱入、試合が遅延する事態が起きました。 ミネソタ・ツインズが5-1でリードしていた5回表、球場に1台のドローンが […]
2020年8月14日、タンパベイ・レイズとボストン・レッドソックスのメジャーリーグベースボール(MLB)の試合にて、突如ドローンが乱入、試合が遅延する事態が起きました。 実は1週間前、ピッツバーグ・パイレーツとミネソタ・ツインズの試合でも、 […]
結局、今回はドローンが去るまでの5分間、試合は中断となりました。
その様子に関しては、ニューヨークポストの記者によるツイートをご覧ください。
Tonight’s game is currently in a drone delay. Seriously. #Yankees pic.twitter.com/j6Rc99AnjA
— Tom Hanslin (@TomHanslin) September 2, 2020
前回と異なる点は、今回はドローンを追跡して犯人を見つけることができませんでした。
前回は、DJIの「Mavic 2 Zoom」のように見えるドローンを警察が追跡、ドローンを操作していた16歳の男性とその友人を確認しました。警察はこの男性らに危険性を警告し、処分に関してはアメリカ連邦航空局(FAA)の決定を待つこととなりました。
今後、同様の事件が起きるのであれば、球場におけるドローン対策も必要になります。
EU諸国では、欧州警察連盟がアンチドローン銃「DroneGun Tactical」を所持しています。ドローンに妨害電波を発射し、その場でドローンを不時着させることができます。その様子に関しては、こちらの動画をご覧ください。
現在、EU諸国では不正なドローン利用問題が深刻化しています。 これに伴いEU諸国では、欧州警察連盟がアンチドローン銃であるドローンシールド社の『ドローンガン タクティカル(DroneGun Tactical)』を使用する契約が締結しました。 […]
また、ヨーロッパの空港ではアンチドローン技術を配備し、不正ドローンを検出しています。このドローンレーダーでは、周辺のドローンを捕捉、追跡することができます。
カウンタードローン・アンチドローン製品で有名なDrone Shield(以下、ドローンシールド)は、T-Mobileで知られているDeutsche Telekom AG(ドイツテレコム)と共同で、アンチドローンシステムをヨーロッパの空港に配 […]
今後、球場などにおける施設においても、不正ドローン対策のアンチドローン技術が必須となっていくでしょう。