アマゾンのドローン配送をFAAが認可 注文から30分配達が現実へ!?

アマゾンのドローン配送をFAAが認可 注文から30分配達が現実へ!?

先日、Amazon(アマゾン)の運営するドローンサービスPrime Air(プライムエアー)は、アメリカ連邦航空局(以下、FAA)から認可を取得したと発表しました。これにより、ドローンによる宅配がより現実的になります。Amazonは今後、アメリカ国内で試験飛行を積み重ね、本格運用は数年後になるとのことです。

今回の件に関してAmazonは、「この認可はドローン宅配サービスに向けた重要な一歩だ」と声明を発表しています。

 

Amazonは何年もの間、ドローンによる宅配サービスに取り組んでいます。Amazonの構想するPrime Airでは、顧客が注文した商品を30分以内に届けることを目標としています。

Prime Airに関しては、こちらの記事をご覧ください。

 

また、Jeff Bezos(ジェフ・ベゾス)氏とCBSのインタビュアーによる、Prime Air構想時の動画も公開されています。このインタビュービデオは60分あり、ビデオの中では配達用ドローンのプロトタイプ、ドローン宅配サービスに関する議論が確認できます。

 

Prime Airは構想が発表されて以来、飛行試験とプロトタイプの開発が絶え間なく行われており、FAAの認可を得るために妥協のない開発が進められていました。現在の宅配ドローンは、2019年6月に発表された以下動画のモデルの改良版であるとのことです。

 

Prime AirのDavid Carbon(デビッド・カーボン)氏は、今回の件に関して次のように述べています。

「FAAの認可は、Prime Airにとって重要な一歩です。私たちのドローンの運用、安全性が評価されたことを嬉しく思います。今後、ドローンやシステムの改良を続け、注文から30分以内にお客様に商品を届けるという、当初のビジョンを達成していきます。そして、いつか世界中のお客様に、宅配ドローンによるサービスを届けていきます。そのための一歩として、まずは人口密度の低い地域にて、重量5ポンド未満の製品の配送を開始していく予定です。」

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