自律型ドローンが半永久的に作動するパッケージを開発 – AxonとFotokite

自律型ドローンが半永久的に作動するパッケージを開発 – AxonとFotokite

スイスのチューリッヒ、アメリカ合衆国ニューヨーク州、コロラド州に本拠地を置くドローン会社Fotokiteは、アメリカ合衆国に本拠地を置き、カメラの製造販売、システムの開発をしているAxonと提携、ドローンサービスのパッケージを開発しました。

このパッケージでは、自律型ドローンがミッションを遂行している状況をストリーミングで確認できる他、ドローンがローバッテリーになると自動帰還、ドローンボックスで自動充電をします。充電完了後、再起動してミッションを続行でき、半永久的に稼働することができます。

現在、作業の自動化・効率化に向け、様々な企業がドローンボックスの開発に乗り出しています。

AxonとFotokiteの開発したパッケージでは、次のメリットがあります。ドローンを業務利用する上で、アメリカ連邦航空局(FAA)の許可などが必要になりますが、両社は既に承認を得ており、このシステムを使用することで取得の手間が省けます。また、ドローンが自動飛行中はストリーミング映像を確認できる他、アプリやソフトウェアのツールにより発生した問題を的確に把握できます。

FotokiteのCEOであるChristopher McCall(クリストファー・マッコール)氏は、次のように述べています。

「カメラの製造販売、システムを多数開発しているAxonと独占的に提携できたことを嬉しく思います。私たちの作り上げたドローンパッケージは、交通管制、事故現場の管理、捜索、定期的な巡回などに使用でき、ユーザーは1つのボタンを押すだけで、ライブストリーミングを閲覧できます。ドローンサービスを導入したい企業にとって、これほど楽なことはありません。」

AxonのCPO兼EVPソフトウェアのJeff Kunins(ジェフ・クニンス)氏は、次のように述べています。

「Fotokiteとの提携により、顧客の求めるサービスを確実に提供できるパッケージが完成しました。ドローンサービスを展開できていない会社は、私たちのパッケージを利用すれば、すぐにドローンサービスを開始できます。」

出典元:Axon公式ホームページFotokite公式ホームページ

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