FLIR Systemsが新サーマルカメラ「FLIRVue®TZ20」をAirWorksにて発表

FLIR Systemsが新サーマルカメラ「FLIRVue®TZ20」をAirWorksにて発表

昨日開催された「DJI AirWorks 2020」にて、FLIR Systems(以下、FLIR)が新しいサーマルカメラ「FLIRVue®TZ20」を発表しました。

ドローン業界においてFLIRは、大手ドローンメーカーDJIをはじめ、Parrotなどの産業用ドローンのカメラを開発していることで有名な会社です。

「DJI AirWorks 2020」は、DJIが主催となって毎年開催されているカンファレンスです。例年は場所を設けての開催ですが、今年は完全オンラインでの開催となりました。「DJI AirWorks 2020」の詳細に関しては、こちらの記事をご覧ください。

カンファレンスでは、各社の製品発表の場が設けられており、そこでFLIRは新カメラ「FLIRVue®TZ20」を発表しました。「FLIRVue®TZ20」は、DJIの産業用ドローン「Matrice 200シリーズ」「Matrice 300 RTK」に搭載可能な高解像度のサーマルカメラです。ジンバル付きのサイズは128×154×141(mm)、重量640gです。5倍の光学ズーム、4倍のデジタルズームができる他、95度の広角な視野を誇ります。また、サーマルカメラには同社の「Boson」が採用されています。

FLIRのジェネラルマネージャーPaul Clayton(ポール・クレイトン)氏は、次のように述べています。

「私たちの新製品FLIRVue®TZ20をMatrice 200シリーズ、Matrice 300RTKを搭載することで、産業用ドローンはより高精度なミッションを遂行できます。特に公共の安全のために使用する、警察、消防、救急の部門において、FLIRVue®TZ20の広角かつ高精度なサーマルカメラは真価を発揮するでしょう。」

なお、「FLIRVue®TZ20」の価格は、現在のところ公表されていません。

出典元:FLIRVue®TZ20 製品ページ

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