空飛ぶ救急車を開発する国際プロジェクト「Ambular」に参加 – EHang

空飛ぶ救急車を開発する国際プロジェクト「Ambular」に参加 – EHang

2020年8月21日、中国広州に本拠地を置く、世界をリードするパッセンジャードローン会社EHang Holdings Limited(以下、EHang)は、救急医療用の飛行救急車の開発に取り組む国際プロジェクトAmbularに参加をすることを、同社の公式ホームページにて発表しました。

Ambularプロジェクトは、2017年後半に国際民間航空機関(ICAO)によって構想されたプロジェクトです。ICAOは人を乗せて空を飛ぶドローンが、迅速な医療輸送をできると考えています。このプロジェクトは、国際民間航空機関(ICAO)が完全支援しています。

EHangは、グローバル・アーバン・エアモビリティ(UAM)を世界で初めて商品化、販売した企業です。最近では、同社のパッセンジャードローン「EHang 216」が人の乗せ、自動で観光飛行しました。

Ambularプロジェクトにおいて、EHangのドローン技術には期待が集まっています。EHangの参加により、プロジェクトは大きく推進していくでしょう。実際、EHangは今年の初めから「EHang 216」を救助に使用する方法の模索しています。そして今月には、消防対応した「EHang 216F」を発表しました。150ℓの水とサーマルカメラ、ズームカメラを駆使して、的確な消防活動ができます。

EHang創設者兼会長兼CEOのHuazhi Hu(ファージ・フー)氏は、次のように述べています。

「ICAOがサポートするAmbularプロジェクトに参加できることを嬉しく思います。私たちはプロジェクト参加者たちと協力し、緊急時の重要な時間を節約するという使命を果たしていきます。そして、UAMの価値を世界に示していきます。UAMには、従来の輸送を大幅に改善する可能性があり、人々の生活にプラスを与えます。UAMの開発は、既存の輸送を大きく変えることになるでしょう。」

出典元:EHang公式ホームページ「EHang Joins International Project to Develop Air Ambulance

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