テトラ・アビエーションのeVTOL「Mk-3」動画公開 JAXAとの共同研究開始

テトラ・アビエーションのeVTOL「Mk-3」動画公開 JAXAとの共同研究開始

2020年8月19日、テトラ・アビエーション株式会社は、2020年2月にアメリカ合衆国で行われた「国際航空機開発コンペGoFly」において「プラット・アンド・ホイットニー・ディスラプター賞」を受賞した「Mk-3」の福島ロボットテストフィールドでの飛行動画をYouTubeに公開しました。公開された映像はこちらになります。

こちらの動画では、「Mk-3」開発に至るまでの、ホームセンターで購入した部材のみで作成された試作機、ハーフサイズ、フルスケールと、作成された2年間の経緯も見ることができます。

また、今後は都会の空も飛行する社会受容性の高い航空機にするため、静音性の観点からダクテットファンについてJAXA(宇宙航空研究開発機構)と共同研究の合意に至ったとのことです。

この「Mk-3」は、いわゆる空飛ぶ車になります。つまり、人を乗せて空を自動で飛ぶドローンです。このようなドローンを「パッセンジャードローン」と呼びます。パッセンジャードローンには、「パーソナル フライング デバイス(Personal Flying Device)」「eVTOL」「フライングカー(Flying Car)」「エアタクシー(Air Taxi)」などのカテゴリーがあります。詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

現在、世界中がパッセンジャードローンの開発をしています。最先端にいるのは、中国のドローン会社EHangでしょう。同社のパッセンジャードローン「EHang 216」は、既に都市観光のフライトを成功させています。詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

「Mk-3」は日本を代表するパッセンジャードローンとして、世界のパッセンジャードローンに勝利できるのか?そして、日本の空を日常的に飛ぶ日がくるのか?テトラ・アビエーション株式会社の今後の活躍に注目が集まります。

出典元:テトラ・アビエーション株式会社 公式ホームページ

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