2020年8月11日、ラトビアに本拠地を置くドローンのソフトウェア開発会社SPH Engineeringは、オランダの本拠地を置くアプリ制作会社Eye4Softwareと提携し、水中を調査するアプリ「UgCS」を開発しました。
「UgCS」では水中の深度を測定でき、等高線図、深度図、3Dモデルをキャプチャできます(以下画像参照)。
今年の初め、SPH Engineeringはドローンによる水中のマッピング、調査が可能になる方法を開発しました。その後、Eye4Softwareと協力することで、ドローンによって作成されたファイルは互換性を持ち、データ破損なく研究や調査に使用できるようになりました。
ドローンによる水中調査の様子が公開されています。こちらのYoutube動画をご覧ください。
今回の提携に関して、SPH EngineeringのCTOであるAlexey Dobrovolskiy(アレクセイ・ドブロボルスキー)氏は次のように述べています。
「Eye4Softwareと提携したことで、ドローンで収集したデータを最新のソフトウェアパッケージによってデータ処理まで可能にし、提供できます。当社の製品、技術はドローンのソフトウェア市場から高い評価を得ており、今回も優れたアプリケーションを出荷できることを、大変誇りに思います。」
また、Eye4SoftwareのCEOであるLeon Steijger(レオン・シュタイガー)氏は次のように述べています。
「当社の技術とSPH Engineeringの技術を組み合わせることで、本来ドローンでは調査できないはずの水中の調査を可能にしました。SPH Engineeringのお客様は、特出した水中調査アプリを使用できるようになります。」
出典元:SPH Engineering公式ホームページ「SPH ENGINEERING AND EYE4SOFTWARE PARTNER TO ADVANCE BATHYMETRIC AND HYDROLOGICAL DATA COLLECTION」