西オーストラリア州の警察官60人がドローン訓練、今後40台以上購入

西オーストラリア州の警察官60人がドローン訓練、今後40台以上購入

オーストラリア本土の西側1/3を占める西オーストラリア州(WA)にて、同州の警察庁Western Australia Police Force(以下、WAPC)の警察官60人が、ドローンパイロットの訓練を受けました。WAPCは公式Facebookページにて、今後1年間で40台以上のDJIドローンを購入する計画を発表しています。

https://www.facebook.com/WA.Police/videos/713931949169781/

WAPCが購入したドローンは、都市圏と地方の西オーストラリア州全土に振り分けられ、人命救助などの緊急時、複雑な事件での操作活動などに使用される予定です。WAPCは昨年11月にも35台のDJIドローンを購入しており、ドローン利用が進んでいます。

WAPCのドローンパイロットチームのリーダーであるPaul Zanetti(ポール・ザネッティ)氏は、次のように述べています。

「ドローンは最前線で活動する警察官を支援してくれ、タスクの多くを効率的に改善してくれます。今回配備されるドローンは、DJIの「Phantom 4 RTK」と「Matrice 210 RTK」です。この両ドローンを使いこなし、操作活動、調査活動などに役立てていきます。」

 

警察官がドローンを使っているのはオーストラリアだけではありませんが、オーストラリア全土においてドローンの活用が進んでいます。西オーストラリア州では、COVID-19のパンデミックを管理するためにドローンを使用しています。ドローンは人々がソーシャルディスタンスを遵守しているか、監視しています。

 

また最近では、オーストラリア南東部のニューサウスウェールズ州にて、サメの監視にドローンが使用されています。同州が率先してドローンやその他関連機器に投資を行っており、ドローン会社・ドローン関連会社の成長に関与しています。

 

その他にも、オーストラリア国内の大学がDJIと提携し、DJI奨学金基金を設立しています。ドローン教育と操縦者育成を目的としており、ドローンの利用に積極的な国や大学の環境ができています。

 

出典元:Western Australia Police ForceAnnouncement: New Police Drones

ニュースの最新記事