不正ドローンが球場に侵入、メジャーリーグの試合が遅延する事態に

不正ドローンが球場に侵入、メジャーリーグの試合が遅延する事態に

2020年8月4日、ピッツバーグ・パイレーツとミネソタ・ツインズのメジャーリーグベースボール(MLB)の試合にて、突如ドローンが乱入、試合が遅延する事態が起きました。

ミネソタ・ツインズが5-1でリードしていた5回表、球場に1台のドローンが乱入、ドローンが去るまでの9分間、試合は中断となりました。一部プレイヤーからボールでドローンを破壊する提案もありましたが、ドローンが去るまで待つこととなりました。

ドローンが球場に侵入した様子に関しては、こちらのTwitterに投稿されている動画をご覧ください。侵入したドローンは、DJIのMavic Proだと思われます。

この件に関して、ピッツバーグ・パイレーツの公式Twitterも試合が遅延していることを呟いています。

結局、ドローンは球場を去りましたが、このドローンの詳細については明らかになっていません。当然ですが、これは違法行為に該当します。今後、同様の事件が起きるのであれば、球場のドローン対策も必要になります。

EU諸国では、欧州警察連盟がアンチドローン銃「DroneGun Tactical」を所持しています。ドローンに妨害電波を発射し、その場でドローンを不時着させることができます。球場においても、このようなアンチドローン技術の導入が必要でしょう。

ニュースの最新記事