イスラエルのドローン会社StoreDotは、わずか5分で産業用ドローンを充電できる超高速充電技術(UFC)を開発しました。UFCは、ドローンに専用のバッテリー(上記画像参照)を搭載し、充電ステーションであるドック(以下画像参照)で超高速充電を行う仕組みとなっています。
同社はこの充電技術を開発するにあたり、解決したい問題が2つありました。
1つは、産業用ドローンのバッテリーのフル充電には約60分〜90分の時間が必要なことです。このあまりに長い時間を、同社は問題として捉えており、解決したいと考えました。もう1つは、ドローンパイロットが複数のバッテリーを購入して、自分でバッテリー交換をしていることです。複数のバッテリーが必要なこと、バッテリー交換に人の手を介する問題を解決したいと考えました。
そして開発されたのが、専用のバッテリーと充電ステーションです。
StoreDotの開発したバッテリーには、バッテリーの密度に影響を与えずに充電時間を短縮する、同社の開発したFlashBattery技術が使用されています。ドローンは充電ステーションに着陸すると、バッテリーのフラップが開いて充電器が接続されます。ステーションの蓋が閉じると、ドローンが充電を開始し、わずか5分で充電が完了します。
充電の様子に関しては、こちらの動画をご覧ください。
StoreDotのCEOであるDoron Mysersdorf(ドロン・マイザースドルフ)氏は、次のように述べています。
出典元:StoreDot公式ホームページ「Charge a Car Battery in 5 Minutes? That’s the Plan」