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パッセンジャードローン「EHang 216」カナダ ケベック州の特別許可取得

2020.07.31

2020年7月29日、中国広州に本拠地を置くドローン会社EHang Holdings Limited(以下、EHang)の公式ホームページによると、同社のパッセンジャードローン「EHang 216」が、カナダ民間航空当局Transport Canada Civil Aviation(TCCA)により発行された特別飛行許可証(SFOC)を取得しました。

「EHang 216」は人を乗せて自動で空を飛ぶパッセンジャードローンです。
最近では、中国東部にある煙台市にて観光フライトを成功させました。詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

今回の許可により、EHangは掲げていたマイルストーンの1つである、北米での乗客用ドローンの許可取得をクリアしました。この許可証があれば、「EHang 216」は日常的にケベック州でのフライトを実施できます。

実は昨年9月、EHangはカナダのケベック州で開催された国際民間航空機関(ICAO)の75周年記念式典に招待され、「EHang 216」を紹介していました。「EHang 216」はICAOや様々な国から多くの高評価を得ることができ、今回の許可へと至りました。今後、カナダにおける都市空中移動(UAM)運用の重要な一歩となります。

EHang創設者兼会長兼CEOのHuazhi Hu(ファージ・フー)氏は、次のように述べています。

「私たちEHangは、UAM業界のリーダーとして各国の航空局、パートナー、お客様と協力して、安全で環境に優しい自律的なエアモビリティを世界に提供していきます。」

 

今回、EHangはカナダにて許可を得ることに成功しましたが、その背景にはカナダのドローン会社への認可の緩和もあります。カナダでは、ドローン会社に次々と長期的な許可証を発行しています。

この取り組みには、ドローン会社に今まで以上の飛行実験を積み重ねてもらい、早い段階で国の仕組みにドローンを導入する目的があると考えられます。今後、カナダがどのような実績を上げていくのか注目です。

出典元:EHang公式ホームページ「EHang 216 Obtained Special Flight Operations Certificate from Transport Canada Civil Aviation

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