ドイツのロボット会社FESTO 翼を羽ばたかせる鳥型ドローン「BionicSwift」発表
生物の生態から学んだことを技術開発に活かすバイオミミクリーで有名なドイツのロボット会社FESTOは、鳥の生態からヒントを得て作成した鳥型ドローン「BionicSwift(バイオニック スイフト)」を開発しました。 BionicSwiftは屋 […]

DroneWiki ドローン・ガジェット情報サイト
ScienceRobotics(サイエンスロボティクス)は、4枚の翼を鳥のように羽ばたかせるドローン「Ornithopters」を開発しました。「Ornithopters」は、生物の生態から学んだことを技術開発に活かすバイオミミクリーの思想で開発されています。
4枚の翼を叩くように動かすことで羽ばたき、これがホバリング時、前進時の推進力になります。
「Ornithopters」は、従来のドローンとは全く異なる方法でフライトします。空中停止、ホバリングする際は縦の状態になり、前進する際は横の状態で移動します。減速時には翼をパラシュートに見立てるように減速しており、加速時には機体を傾けて風の入る角度を利用して前進します。こちらの動画をご覧ください。
南オーストラリア大学のJavaan Chahl(ジャワアン・チャール)氏は、このドローンに関して次のように述べています。
生物の生態からヒントを得てドローンを作成しているのは、ScienceRoboticsだけではありません。先日、ドイツのロボット会社FESTOも鳥型ドローン「BionicSwift(バイオニック スイフト)」を開発しました。
生物の生態から学んだことを技術開発に活かすバイオミミクリーで有名なドイツのロボット会社FESTOは、鳥の生態からヒントを得て作成した鳥型ドローン「BionicSwift(バイオニック スイフト)」を開発しました。 BionicSwiftは屋 […]
次々と開発される生物の生態をヒントとしたロボット・ドローンが、今後のドローン開発にどのような影響を与えるのか注目です。
出典元:ScienceRobotics「Efficient flapping wing drone arrests high-speed flight using post-stall soaring」