アフリカに次ぎ深刻なバッタ被害発生 解決に向けドローンを利用 – インド
現在、インドのラージャスターン州、パンジャーブ州、ハリヤナ州、マディヤ プラデーシュ州では、バッタによる作物被害が何千ヘクタールにも渡って起きており、問題となっています。 そこでインドの農業省は、これらの地域に蔓延したバッタの群れと戦うため […]

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2020年7月23日、中国の農林水産省はパキスタンの食糧安全
東アフリカからはじまったサバクトビバッタの問題は、西アジア、南アジアに広がり、ケニア、エチオピア、イラン、イエメン、インド、パキスタンなど10カ国以上に広がっており、過去20年間で最悪の事態となっています。
2020年2月11日には、国連食糧農業機関(FAO)が食糧危機を防ぐために、サバクトビバッタの被害に警告、サバクトビバッタへの対処は最も優先するべき行動のひとつであると発表しました。被害の様子に関しては、こちらのニュース映像をご覧ください。
インドにおいては、ドローンの利用に否定的だった政府が遂に重い腰を上げ、サバクトビバッタの被害を抑えるべくドローンの使用を開始しました。
現在、インドのラージャスターン州、パンジャーブ州、ハリヤナ州、マディヤ プラデーシュ州では、バッタによる作物被害が何千ヘクタールにも渡って起きており、問題となっています。 そこでインドの農業省は、これらの地域に蔓延したバッタの群れと戦うため […]
今回寄付されたDJIドローン「T12」は、パキスタンにおいて初の農業用ドローンとなります。ドローンの使用に関しては、DJIの農業ドローン部門のスタッフが技術的なサポート、飛行スキルのトレーニングを行う予定です。
中国にあるパキスタン大使館Ahmad Farooq(アフマド・ファルーク)氏は、次のようにコメントしています。
中国は既にサバクトビバッタの被害に取り組んでおり、今年の3月5日にはデータ収集を終えています。4月から5月はサバクトビバッタの繁殖期にあたり、今月中旬以降に再度サバクトビバッタによる被害が予期されています。今回のパキスタンへの寄付は、この第二波に備えるためのものになります。
中国の農林水産省の馬紅塔(マ・ホンタ)氏は、次のように述べています。
DJIの農業ドローンのマーケティングおよびセールスディレクターであるChen Tao(チン・タオ)氏は、次のように述べています。
出典元:环球网「“把中国最先进农业装备用于巴基斯坦治蝗!”12台大疆植保无人机援巴」