空飛ぶ車エアモビリティ開発Joby Aviationへ出資- あいおいニッセイ同和損保

空飛ぶ車エアモビリティ開発Joby Aviationへ出資- あいおいニッセイ同和損保

2020年7月21日、MS&ADインシュアランスグループのあいおいニッセイ同和損害保険株式会社(以下、あいおいニッセイ同和損保)は、空飛ぶ車であるエアモビリティを開発中のアメリカ合衆国カリフォルニア州に拠点を置くJoby Aviation(ジョビー アビエーション)へ出資したことを同社の公式ホームページ内で発表しました。

Joby Aviationは、空飛ぶ車「eVTOL(Electric Vertical Take-Off and Landing)」の開発に取り組み、将来的な空飛ぶタクシーサービスの提供を目指している企業です。2009年の創業以来、航空宇宙やソフトウェア技術に長けた優秀な技術者と共に「10億人の人々に1日1時間、時間を節約してもらう」というビジョンを掲げて活動しています。CES2020では、トヨタ自動車株式会社との協業も発表しています。

今回の出資の背景には、あいおいニッセイ同和損保が「特色ある個性豊かな会社」を目指しており、新しい領域へ積極的に関与していること、現在移動が制限される世の中になってきているが、移動自体は無くなることがなく、今後エアモビリティが新たな手段として重要な位置を占めることがあります。

なお、両社は空飛ぶタクシーへの保険に関して、将来的な協業に合意しています。今後、あいおいニッセイ同和損保は自動車保険のパイオニアとして培ってきたノウハウを生かし、またJoby Aviationの知見を得て、専用保険商品・サービスの検討を進めていくとのことです。

今回の出資に関して、Joby AviationのJoeBen Bevirt(ジョーベン・ビバート)氏は、次のようにコメントしています。

「今後登場する新たなモビリティを深く理解したい、そしてその専用保険を検討していきたいという想いを持つあいおいニッセイ同和損保からの出資を受け入れることは、我々Joby にとって大変有意義です。今後、あいおいニッセイ同和損保と共に、日本を中心にeVTOL事業が展開できることをとても楽しみにしています。」

出典元:あいおいニッセイ同和損害保険株式会社「米Joby Aviationへの出資について(PDF 609KB)
Joby Aviation公式ホームページ

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