Amazonの地上配送ロボット「Scout(スカウト)」更にアメリカの2つの州で採用

Amazonの地上配送ロボット「Scout(スカウト)」更にアメリカの2つの州で採用

2020年7月21日、Amazomの公式ブログdayoneにて、Amazonの地上配達ロボット「Scout(スカウト)」がアメリカ合衆国ジョージア州のアトランタ、テネシー州のフランクリンでの使用が決定したと発表しました。

Scoutは、カリフォルニア州のアーバインで試験運行されていましたが、更に2つの街で採用されることとなりました。

Scoutは小さなクーラーボックスと同じくらいのサイズで、小さな商品を配達することを目的としています。
配達コースを自動作成し、人々が歩く速さと同じ速度で移動、障害物を認識して避けることもできます。

Scoutによる配達は、プライム会員限定のサービスになります。
指定地域でプライム会員が注文することで、当日〜2日でScoutが配達します。

最初の配達に関しては、Amazon Scoutのアンバサダーが配達に同行します。
アンバサダーがScoutでの配達に問題ないと認めることで、今後はScoutでの配達となります。

Scoutの採用地域を広げることで、同社はより広域のデータを取得していく予定とのことです。また、同社は採用地域周辺の学校のロボット工学活動をサポートし、両都市の次世代のイノベーターの育成に取り組むとのことです。

Amazom公式ブログによると、現在COVID-19の影響により、オンライン購入の割合が大きくなっています。それに伴い、ドローンやロボットによる配達の重要性が増しています。

最近では目立ったニュースがありませんが、同社には「Amazon Prime Air」というドローンでの配送プロジェクトもあります。しかし、ドローンを都市上空に飛ばすことは、様々な問題が起こり、その度に論争が繰り広げられています。

今後も同社のロボット、ドローンによる配達ニュースに期待が集まります。

出典元:The Amazon blog dayone「Amazon Scout heads south

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