インドネシアで初!目視外飛行の許可を取得 – テラドローン(Terra Drone)

インドネシアで初!目視外飛行の許可を取得 – テラドローン(Terra Drone)

2020年7月17日、日本に拠点を置き世界中で活躍しているテラドローン株式会社(Terra Drone)は、同社のインドネシアの公式ホームページにて、インドネシアで初めての目視外飛行(BVLOS)の許可を得たことを発表しました。同社は現在、インドネシアでのドローンによる目視外の長距離飛行、調査業務、監視業務におけるフライト許可を得ています。

テラドローンインドネシアのCEOであるMichael Wishnu Wardana(マイケル・ウィシュ・ヌワルダナ)氏は、今回の件について次のように述べています。

「インドネシアの民間航空局から目視外飛行の許可を得るために鍵となったのは、徹底されたドローンの運用手順、飛行実験での実績でした。テラドローンインドネシアは、安全なドローン技術のメリットを導入し続けることを、インドネシア政府に約束しています。」

インドネシアの運輸省では、本体重量25kgを超えるドローンの目視外飛行を法律により原則禁止しています。このドローンに関する法律は5年前に採決されており、他にも人々の上空を飛んではいけない、飲酒状態でドローンを操縦してはいけないなどが決められています。ドローンに関する法律においては、日本と非常に近いと言えます。

ドローンを国の仕組みに導入するに当たり、目視外飛行(BVLOS)の許可を得るのはひとつ大きなハードルと言われています。

最近アメリカ合衆国では、Skydioがカリフォルニア州の一部地域限定で、アメリカ連邦航空局(FAA)から目視外飛行の許可を、アメリカ国内で初めて獲得しました。

今回、テラドローンインドネシアは、この大きなハードルを超えることができました。今後のテラドローンの活躍に注目です。

出典元:Terra Drone公式ホームページ「Terra Drone Indonesia Mendapatkan Izin Operasi BVLOS Komersial Pertama di Indonesia

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