Skydioが産業ドローン市場に参入!Skydio2専用ドックで半永久的に作業現場を撮影可能
最近予約販売が開始された一般消費者向けドローン『Skydio2』は、『Skydio2 Dock』を販売して産業市場に参入するようです。 『Skydio2 Dock』は、『Skydio2』専用の耐久性の高い充電場所になります。 『Skydio […]

DroneWiki ドローン・ガジェット情報サイト
2020年7月7日、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴ郡の都市チュラビスタでは、地元警察がアメリカ連邦航空局(以下、FAA)から、低高度におけるドローンの目視外飛行の承認を得ました。このFAAの特別承認(BVLOS)はアメリカ国内で初となります。
使用されるドローンはSkydioの「Skydio2(スカイディオ2)」です。
「Skydio2」は4Kカメラを6台(上部に3台、下部に3台)搭載しており、最大23分間のフライトが可能なドローンです。日本での販売は未定となっていますが、アメリカ国内では非常に人気のあるドローンです。最近では一般消費者向け市場だけでなく、産業ドローン市場にも参入していました。
最近予約販売が開始された一般消費者向けドローン『Skydio2』は、『Skydio2 Dock』を販売して産業市場に参入するようです。 『Skydio2 Dock』は、『Skydio2』専用の耐久性の高い充電場所になります。 『Skydio […]
チュラビスタ警察は、緊急事態において「Skydio2」をパイロットの目視外、最高高度50フィート未満まで飛ばすことを許可されています。これにより、今まで不可能だった映像の撮影が可能になります。この承認の後押しとなったのは、「Skydio2」の優れた障害物自動回避システムがあるでしょう。
「Skydio2」では、パイロットの優れた技術は必要なく、ドローンが自動で被写体を補足、障害物を回避しながら撮影を続けます。
「Skydio2」はパトカーに積み込まれ、容疑者を見つけるため、または危険な状況をより把握するために使用される予定です。
Skydioの公式Twitterでは、FAAから特別承認を得たことを強調するようなツイートがされています。
各ドローンメーカーがアメリカ政府の仕事を担いつつある昨今、Skydioもまたシェア獲得に向けて動いています。
Today, we are celebrating the results of our months-long collaboration with the Chula Vista Police Department and the San Diego UAS Integration Pilot Program: a groundbreaking FAA authorization allows Chula Vista PD to fly drones in emergency scenarios just beyond line of sight. pic.twitter.com/7tw2wETi13
— Skydio (@SkydioHQ) July 6, 2020