ParrotとHoverseenが提携 ANAFIシリーズの「ドローンインボックス」開発

ParrotとHoverseenが提携 ANAFIシリーズの「ドローンインボックス」開発

フランスのドローンメーカーParrotは、遠隔地からドローンを離陸、着陸、充電、データ転送、制御などが可能なドローンインボックスシステムを作成するフランスの会社Hoverseenと提携しています。

以下の動画にて、両者の提携内容を確認できます。注目すべき点は、各アームが金属パッドに接続されており、ピンポイントで着地する必要なく簡単に充電できることです。

先日、Parrotは新しい業務用ドローン「ANAFI USA」の販売を開始、今後ドローンボックスに対応するように調整をするとのことです。※「ANAFI USA」は日本でも7月3日に販売が開始されました。

「ANAFI USA」は、ANAFIシリーズの改良された性能に加え、サーマルカメラ及び32倍ズームカメラを搭載、強固なセキュリティー機能、ポータブルかつ耐久性に優れたデザインとなっています。価格は7,000USD(約75万円)です。

Parrotの戦略的パートナーシップのディレクターJerome Bouvard(ジェローム・ブーバード)氏は、次のようにコメントしています。

「ParrotとHoverseenの提携は、ANAFIシリーズのドローンを使用する組織に進化をもたらします。あらゆる業界の組織に、費用対効果の高い、ユニークで安全な監視および検査ソリューションを確実に提供します。」

Hoverseenの創設者Eric Villiers(エリック・ヴィリヤーズ)氏は、次のように述べています。

「ドローンインボックスのソリューションプロバイダーとして、私たちは自社製品にふさわしい軽量かつ高性能なドローンを探していました。Parrotの「ANAFI Thermal」「ANAFI USA」は私たちの求めていたドローンで、今後お客様にシンプルかつ安全なソリューションを提供できます。私たちは、Parrotと協力できることを誇りに思います。」

出典元:Hoverseen – Teaser from Hoverseen on Vimeo.

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