2020年6月12日、ドローンステーション構築に向け、JXTGホールディングス株式会社(社長:杉森務、以下「JXTG」)と株式会社センシンロボティクス(代表取締役社長:北村卓也、以下「センシンロボティクス」)は、協業を開始しました。
この協業開始に先立ち、JXTGはJXTGイノベーションパートナーズ合同会社(社長:矢崎靖典)を通じ、センシンロボティクスに資本参画しています。
JXTGグループは、デジタル革命の進展、社会ニーズの変化を好機と捉え、既存事業の枠を超えた新たな事業の創出・実行に向け、積極的な取り組みを推進している会社です。
センシンロボティクスは、ドローンをはじめとするロボット技術により、設備点検、災害対策、警備・監視の社会課題の解決と、関連業務の完全自動化に取り組むスタートアップ企業です。
両社はこれまでに、石油事業におけるプラント設備点検にも取り組んでいましたが、今回は協業という形になりました。
JXTGグループは、近い将来ドローンが飛躍的に活躍する社会を見据えており、そのためにドローンの離発着、太陽光などによる環境配慮型エネルギー供給の拠点として、「ドローンステーション構想」を考えています。
ドローンステーション構想では、街中にステーションを展開し(画像右)、ステーションを起点に各種サービスを提供します(画像左)。
ドローンステーション構想の実現に向け、両社はセンシンロボティクスの完全自動運用型ドローンシステム「SENSYN DRONE HUB」を活用し、2023年を目処に設備開発・実証をしていくとのことです。
※「SENSYN DRONE HUB」は、ドローン、ドローンポート、制御ソフトウェア・業務アプリケーションが一体となったシステムです。センシンロボティクスの登録商標になります。
また、両社はドローンを活用した設備点検、災害対策、警備・監視に関する新たなソリューションの開発にも取り組んでいくとのことです。
出典元:株式会社センシンロボティクス「ドローンステーション構築に向けた協業開始について」