DJIが新たな特許を取得!磁場を介して着陸&アームを中央に折りたたむ

DJIが新たな特許を取得!磁場を介して着陸&アームを中央に折りたたむ

中国特許庁のデータベースによると、DJI社が新たに2つの特許を取得しました。
今後発売されるドローンには、この新たな技術が加わるかもしれません。

1つ目は、磁場を介してドローンを正確に着陸させる特許技術です。
※特許の英語表題は「System and Method for Landing a Mobile Platform Via a Magnetic Field.」です。

この特許では、ドローンに搭載された磁石と、ドローンのドッキングステーションの磁石が互いに干渉し合うことでドローンが定位置へと着陸します。

この技術が実装されることになれば、リターントゥーホーム(RTH)でドローンはドッキングステーションに着陸します。ドローンパイロットは今まで以上に着陸が楽になるでしょう。

また、現在世界中で実験的に行われているドローン配達に関しても、この技術が応用される可能性があります。

2つ目は、新たなドローンの収納技術に関する特許です。
※特許の英語表題は「Deformable Frame of Aerial Vehicle and Aerial Vehicle.」です。

新たなドローンの収納技術では、プロペラをボディに仕舞うMavicスタイルを廃止し、代わりにサイドアームを中央へと折りたたみます。

この特許の図面は、プロペラがアームを介してボティの上にある機体、Inspireシリーズを彷彿とさせます。
今後発売されるであろうInspire3には、この収納技術が用いられるかもしれません。あるいは、全く別のドローン、例えばレーシングドローンのデザインも考えられます。

今後、DJI社がどのような技術を搭載したドローンを発売するのか?目が離せません。

特許といえば、アメリカ合衆国にてDJI社はAutel Robotics社と特許争いの最中でもあります。この特許争いに敗れると一部ドローンの販売ができなくなる可能性もあります。こちらの動向も目が離せない現状となっています。

出典元:中国特許庁

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