2021年、韓国のPablo Air社(パブロエア)は、仁川広域市にある仁川港から離島に向けてドローン配達をしていくとのことです。
パブロエアは既に飛行試験を成功させており、最大57.5kmの距離を1時間56分でフライト、荷物を届けることに成功しています。
パブロエアの目的は、船で輸送している荷物をドローンで配達することにあり、より一層の効率的を図ることです。
仁川港から最大100機のドローンを配達に出す体制を整えるとのことで、今後は船便に取って代わる存在になります。
来年には、実用性を踏まえた最終調整のフライトが予定されており、仁川港からジャウォルド島(紫月島/Jawoldo)まで配達用ドローンを飛ばします。
現在、パブロエアは仁川広域市において、空港、港、工業団地を所有しており、今後はこれら拠点を利用して幅広いサービスを提供していくことが考えられます。
パブロエアは2018年に設立されて以来、ドローンのハードウェア、ソフトウェアの開発をしてきました。
韓国において、ドローンの長距離配送を成功させた最初の会社であり、韓国ドローン業界におけるリーディングカンパニーとなっています。
また、パブロエアはドローンの長距離配達だけでなく、ドローンショーにも力を入れています。
今後の韓国のドローン配達事情はどうなるのか、パブロエアの活躍に期待が集まります。
出典元:파블로항공