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世界初!民間航空局の認可を得てドローン貨物輸送の試験開始 – EHang社

2020.06.03

中国のドローン会社EHang社は、中国民間航空局(CAAC)の認可を得て、商業顧客向けにドローンによる貨物輸送の運用試験を行うことを発表しました。

この承認は、2019年2月に中国民間航空局(CAAC)が公布した「特定無人航空機のパイロット運航規則(中間)」に基づいて行われました。

一般企業が航空局の認可を得てドローンにて貨物輸送をするのは、これが世界初となります。

使用されるドローンは、EHangの「EHang 216」(以下画像)です。

EHang 216は、上海市から南に約290km離れた台州市までの貨物輸送を行います。
1フライトで最大150キログラムの荷物を輸送することができます。

直線距離で約290kmですが、車では約380kmの距離があり、約4時間半もの時間がかかります。
EHang 216の最大飛行速度は約128kmですから、最短2時間15分程度で荷物を運べることになります。

また、万が一問題が発生した場合に備え、EHang 216には安全に着陸できるシステムも搭載されています。
今後、EHang社は運用試験を重ねつつデータと経験を蓄積させ、中国国内にて徐々に範囲を拡大させていくとのことです。

EHang社は、これまで人間を輸送するパッセンジャードローンを世界に広めてきた会社でした。

今月初めには、ホテル・観光会社のLNホールディングスと業務提携し、広州市南沙のLNガーデンホテルでのeVTOL観光サービスに向けて取り組んでいます。
また、広西チワン族自治区和州市では、ドローンによる観光事業も計画しており、そのために「Eポート」の建設もはじめています。

今回のEHnang社の大きな一手により、ドローンによる空の貨物便の市場は今後も激化していくことが考えられます。

出典元:「EHang AAV The Era of Urban Air Mobility is Coming

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