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自律飛行型ドローンが閉鎖中の施設への不法侵入を監視 – シンガポール

2020.05.20

現在シンガポール西部の工業地域では、シンガポール警察(SPF)により自律型の監視ドローンのテストが行われています。

この地域では大企業が多数施設を閉鎖しており、そこに泥棒が現れるようになりました。
施設への不法侵入、盗難被害を防ぐため、この自律型の監視ドローンが採用されました。

ドローンは黒くて四角い箱で管理されており、ここから自動で羽ばたき、バッテリーが少なくなると自動で帰還します。

ドローンの監視範囲は半径数100mに渡り、30分間飛行することができます。
また、タブレットを介してリアルタイムでリモートで表示できる高性能ズームカメラを備えています。

工業地域でのテストに成功した場合、次は住宅地の監視にも進出する予定です。
このドローンのテストは、Home Team Science and Technology Agencyにより進められており、今後はシンガポール全土に展開していくとのことです。

高性能カメラを搭載したことにより、街中で人が倒れた場合の早期発見なども可能です。
泥棒の監視だけでなく、人々を助ける役割も担っていく予定となっています。

とはいえ、シンガポール警察にとっては犯罪抑制のためにドローンを使用していくことが短期的な目的となっています。

昨年のマリーナベイで開催された2020年カウントダウンでは、群衆の監視と制御ためにドローンが使用されました。
しかし、あくまで従来方の操縦が必要なドローンであり、自律飛行するドローンではありませんでした。

現在、大きなイベントの監視にはドローンが使用されるようになってきています。
昨年のニューヨークのタイムズスクウェアのカウントダウンでは、14台のドローンが監視として使用されました。

しかし、現状ではドローンの操縦が必要です。
今後、この自律飛行型のドローンが普及することで、シンガポール警察は操縦という煩わしいタスクから開放されていくでしょう。

出典元:SINGAPORESurveillance drones operating autonomously take to the sky in police trial

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