ドローンによる救出劇まとめ「ドローンレスキューマップ」500件目突破
2020年のはじめ、DJIは世界中のドローンによる救出ミッションをまとめた「Drone Rescues Mapped(以下、ドローンレスキューマップ)」を公開しました。 そして今月、記念すべき500件目の救出ミッションが投稿されました。50 […]

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2020年12月29日、クロアチア中部でマグニチュード6.4の強い地震が発生し、複数の建物が倒壊、子ども1人を含む7人が死亡しました。地震はクロアチアだけでなく、ボスニア・ヘルツェゴビナ、チェコ、ドイツ、ハンガリー、イタリア、モンテネグロ、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、セルビア、オーストリアなどの国々へも影響も及ぼしています。
クロアチアのマウンテンレスキューチーム(HGSS)は、救助活動や状況把握のためにドローンを使用しました。その時の様子がHGSSの公式Twitterよりツイートされています。こちらをご覧ください。
Na terenu potresom pogođenom području je 190 #HGSS iz 19 stanica. Do sada su spašavatelji spasili 6 osoba koje su pod ruševinama detektirali potražni psi. pic.twitter.com/6vN7eveWbT
— Hrvatska GSS (@HrvatskaGSS) December 29, 2020
この映像では、地元の人々も救助活動、清掃活動に取り組む様子が映されています。また、ドローンと救助犬が瓦礫の中に閉じ込められている人々を救出するのに役立っている映像も確認できます。
主に、ドローンは瓦礫のある地域をマッピングし、生存者を確認するために使用されました。今回の震源地であるペトリニャに最も近い町では、ドローンによって830ヘクタールの面積がマッピングされたとのことです。その他にも、ドローンは物資の運搬においても活躍したとのことです。
また、消防隊の使用したDJIドローン「Inspire 2」は、倒壊した建物の下敷きになっている6人の負傷した人々を発見、救助することもできました。これらの救助活動の記録は、今後DJIの運営する「ドローンレスキューマップ」に公開されていくでしょう。今後もドローンがこのような災害現場で活躍するでしょう。
2020年のはじめ、DJIは世界中のドローンによる救出ミッションをまとめた「Drone Rescues Mapped(以下、ドローンレスキューマップ)」を公開しました。 そして今月、記念すべき500件目の救出ミッションが投稿されました。50 […]