フランス郵便局では、ドローンを使用して遠隔地のアルプスの村に小包を配達しています。
ドローンで運べる荷物のサイズは、30cm x 15cm x 10cm以内、重量2kg未満です。
小包向けの国際的な配達サービス会社DPDは、道路の氷結や雪の影響を考えるとドローンで荷物を運ぶ方が安全であると言います。
例えばドローンでは8分で配達できる小包の場合、車では30分の時間が掛かります。
ドローンは、通常の郵便配達中に車両の側面から発射されます。
その後、ドローンは対象の村のターミナルに移動し、荷物をリリースします。
村民は、このターミナルに荷物を受け取りに行きます。
フランスの郵便局では、この活動を2014年から開始してきました。
使用されるドローンは調整を重ね、自律パラシュートシステム、衝突防止システム、問題が発生した際のフライトレコーダー機能など、多くの安全機能が組み込まれています。
フランス郵政省の広報担当者によると、時間の節約、冬場の配達のリスクを考えるとドローンが最適だと言います。
また、ドローンは一般的な車のようにCO2を排出しないことから、ドローンはエコだとも言います。
各国の郵便局がフランスの事例を見習い、ドローンを導入する日はそう遠くないかもしれません。
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出典元:DroneDJ「French postal service uses drones to deliver parcels to remote Alpine villages」