11月19日、中華人民共和国の黄カ市にて、77歳の軽度アルツハイマーの男性 張京州が行方不明になりました。
弟の張景忠から報告を受けた黄国市の警察は、ドローンを使用して捜索を開始しました。
外は凍える寒さであり、時間との勝負だという認識が、弟にも警察にもありました。
翌日の11月20日15時頃、張京州の乗り捨てたと思われる車がドローンにより発見されました。
警察は乗り捨て現場からは遠くに行けないと判断し、車の周辺を捜索しました。
そして18時頃、隣町の民家にいたところを警察が保護しました。
行方不明から1日後のことでした。
19時頃、張京州を迎えにきた弟の張景忠は、兄を抱きしめて涙を流しました。
弟の張景忠によると、兄はひどく混乱することがあり、よく分からない行動をとることがあると言います。
11月25日、兄弟は警察に感謝を述べるため、黄カ市の警察署を訪れました。
ドローンによる直接の発見とはなりませんでしたが、ドローンがこの兄弟を救ったのは間違いないでしょう。
出典元:燕赵都市报「黄骅老人走失两天一夜,警方人机合力搜寻」