「ドローンを操縦できる警察官を増やしたい!」中国 廈門市 初のドローン警察官の言葉

「ドローンを操縦できる警察官を増やしたい!」中国 廈門市 初のドローン警察官の言葉

アメリカでは警察官がドローンを使って業務を行なっております。
カリフォルニア州にあるチュラビスタ警察署では、1年間で1,000件以上のミッションに携わり、130人の逮捕を支援しました。

そして、警察官がドローンを使用しているのはアメリカだけではありません。
中国の警察官もドローンを使用しています。

中国の廈門市には、ドローンを扱う警察部署“警察航空隊”が設立されました。
この警察航空隊の最初の長になったのは李建さんです。

李さんはインストラクターの顔も持ち、人材の育成にも取り組んでいます。
自身が開発したドローンの操縦訓練について以下のように語っています。

私はドローンのフライト経験5年のベテランではありますが、この訓練には1日を費やします。
研修生はドローンの飛行を学ぶため、1日の10時間のフライトをしてもらいます。
10時間ともなると、バッテリーは1台で20回以上の交換が必要です。

 

また、李さんはGPSに頼らない操縦を身に着ける必要があると語ります。

簡単に言えば、GPSモードは飼いならされた馬のようなものです。
GPSアシスタントを使用せず、ドローンの姿勢を維持、様々な状況に対応できるようにならなければなりません。
そのために、ドローンの操縦技術を極めていく必要があります。

 

この訓練では、オーソドックスな『8の字』飛行も行います。
ドローンを頭上5〜6mの高さまで飛ばし、0.5m/s以上の速度で8の字を描いて飛ばします。
このような基礎を繰り返すことで、ドローンの操縦技術が身に付くと李さんは言います。

 

現在、廈門市には5人のドローンを操縦できる警察官と13台のドローンがあります。
ドローンを飛ばせる警察官をもっと増やしいくことが自分の使命であると李さんは語ります。

 

出典元:无人机环球「厦门首位警用无人机考官李健:我要带出更多会“飞”的民警

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