ヒースロー空港にて、ドローンを利用し抗議をしていた環境団体が逮捕

ヒースロー空港にて、ドローンを利用し抗議をしていた環境団体が逮捕

先日、イギリスのヒースロー空港にて抗議をしていた環境団体が逮捕されました。

この環境団体は、空港でドローンを使用することで飛行機の着陸を阻害しつつ、政府に対して抗議を行っていました。
この行動は『ヒースロー・ポーズ』と呼ばれており、その目的はイギリス政府に温室効果ガスの排出削減を求めることです。

同団体は、ヒースロー空港拡大に伴う温室効果ガス増加が、人類に大きな被害をもたらすと発言しています。

Sky Newsによると、元パラリンピアンのJames Brownを含む、11人の気候変動活動家の環境団体を警察が逮捕しました。
木曜日に9人、金曜日に2人と逮捕が続きました。

『ヒースロー・ポーズ』には最大200人以上が参加し、空港でドローンを飛ばす準備ができていたようです。

ヒースロー空港の広報はこの事件に対して、次のようにコメントしています。

気候変動の対策の必要性については同意しますが、何千人もの人々を混乱させる違法な抗議活動はその答えではありません。気候変動の対策の答えは建設的な関与であり、我々ヒースロー空港はその問題に対して関与し続け、問題解決に向けて協力していきます。

 

出典元:DroneDJ「Heathrow Pause protesters arrested and drone jamming technology used

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